技術開発
高機能金型冷却システム
従来、当社の行っている「ゼロ破断抜き加工」に更なる付加価値と現場での問題点を明確にするために、財団法人 さかきテクセンターの技術支援及び外部ブレーンの協力をいただき、高機能金型冷却システムの開発に着手し、異種技術の集合体として開発初期達段階に至りました。
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開発に及んだ経緯と問題点
プレス金型は、精密加工、高速化が求められており、長寿命で高精度な金型の開発が望まれています。
しかしながら、プレス加工の各工程で、金型温度の上昇がみられ、トラブルの原因となっています。
また、金型温度の上昇は、パンチとダイのクリアランスが狂い、製品精度がバラつき、更には金型の破損を招きコストアップの原因ともなっています。
開発技術の概要
1. | プレス金型のパンチやダイを内部から冷却させると共に潤滑を具備した、画期的な冷却方法を開発しました。 |
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2. | この技術は、既存の汎用プレス機を用いて、厚板のファイン・ブランキングに近い製品精度を可能にする共に、金型寿命の向上が図られ、大幅なコスト削減が期待できます。 |
3. | この技術は、打ち抜き加工の他、絞り、曲げ板金加工等の加工など広い分野に適用できます。 |
4. | 新しい技術が融合化されており、これからの機械部品加工、自動車部品加工等のキーテクノロジーとなる可能性の高いものです。 |
5. | この技術は、開発初期達成段階であり、今後の研究により、さらに利用拡大が可能と考えます。 |
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